方言「あえまち」を解説

「あえまち」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「あえまち」は新潟県の方言だよ。

「あえまち」は標準語で?

あえまち

  標準語で、『怪我』

方言ハチ
方言ハチ

「あえまち」は、標準語の『怪我』と同様なんだ。

「あえまち」はどういう意味?

「あえまち」は「怪我」のことです。

方言イヌ
方言イヌ

たとえば、友達が運動していて転んだりしたとき、心配になって「大丈夫?あえまちしなかった?」って聞くことがあるんだ。

これは、「大丈夫?怪我しなかった?」と同じ意味なんだよ。

新潟県ではこの「あえまち」という言葉をよく使いますが、他の県ではこの言葉を使いません。

「あえまち」の語源・由来

方言博士
方言博士

「あえまち」は、もともとは古い日本語の表現に由来しています。

この言葉は、「あえ」と「まち」という二つの部分に分けられます。

「あえ」は、古語で「逢う」や「会う」という意味を持っていました。

これが転じて、何かと接触する、触れ合うという意味になりました。

一方、「まち」は、痛みや傷といった意味を含んでいる言葉です。

これは、「待ち」と同じ音ですが、意味は全く異なります。

方言博士
方言博士

これら二つの言葉が組み合わさって「あえまち」となり、接触して生じる痛みや傷、つまり「怪我」を意味するようになりました。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

現代では、新潟県の一部地域でこの「あえまち」という方言が使われています。

「怪我をした」という状況を表現する際に使われる言葉として、地域の人々に親しまれているんですよ。

「あえまち」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

昨日、サッカーしてて転んだんだよ。

方言ペンギン
方言ペンギン

えっ、大丈夫?あえまちしなかった?

方言ネコ
方言ネコ

うん、ちょっとひざを打ったけど、大きなあえまちはなかったよ。

方言ペンギン
方言ペンギン

それはよかった。気をつけないとね。

「あえまち」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

サッカーで転んで、けっこうあえまちした。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

サッカーで転んで、けっこう怪我をした。

方言ゾウ
方言ゾウ

あの子、自転車で転んであえまちしてるらしいよ。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

あの子、自転車で転んで怪我をしているらしいよ。

方言ゾウ
方言ゾウ

手を滑らせてナイフであえまちしちゃった。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

手を滑らせてナイフで怪我をしてしまった。

方言ゾウ
方言ゾウ

スキーで転んで、膝にあえまちしたんだ。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

スキーで転んで、膝に怪我をしたんだ。

方言ゾウ
方言ゾウ

標準語ウサギ
標準語ウサギ

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