方言「あがく」を解説

「あがく」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「あがく」は福井県の方言だよ。

「あがく」は標準語で?

あがく

  標準語で、『暴れる』『騒ぐ』

方言ハチ
方言ハチ

「あがく」は、標準語の『暴れる』『騒ぐ』と同じ意味だよ。

「あがく」はどういう意味?

「あがく」は「暴れる」という意味です。標準語とは違う意味なので、注意が必要です。

方言イヌ
方言イヌ

標準語の「あがく」は、じたばたしたり、もがいたりする時に使うけど、方言では違う意味なんだね。

「あがく」は新潟県でも使われます。

「あがく」の語源・由来

方言博士
方言博士

古い日本語や地域に残る他の方言からの影響を考えることができます。

具体的には、「あがく」は元々は「足掻く」という動詞から派生したと考えられています。

「足掻く」には、もがく、努力する、苦しむといった意味があり、この動作から転じて、物理的な暴れる、騒ぐといった意味で使われるようになった可能性があります。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

福井県や新潟県では、方言のなかで、子供がからだを動かして騒ぎまわるようすの描写へと意味を変えていったようです。

「あがく」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

子供らがあがいて弱ったわ

方言ペンギン
方言ペンギン

あらあ、そうかい。

子供らがあがいてると、ほんとに手がつけられんなあ。

「あがく」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

子供らがあがいて弱ったわ

標準語ウサギ
標準語ウサギ

子供たちが騒いで困ったよ

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