方言「あおなじみ」を解説

「あおなじみ」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「あおなじみ」は千葉県の方言だよ。

「あおなじみ」は標準語で?

あおなじみ

  標準語で、『青あざ』

方言ハチ
方言ハチ

「あおなじみ」は、標準語の『青あざ』のことなんだ。

「あおなじみ」はどういう意味?

「あおなじみ」は「青あざ」のことです。

方言イヌ
方言イヌ

たとえば、運動していて転んでしまって腕が痛いとき、「あおなじみできちゃった」と言うことがあるんだ。

これは、「青あざができてしまった」という意味なんだよ。

「あおなじみ」というのは、茨城県等でも使われています。

「あおなじみ」の語源・由来

方言博士
方言博士

「あおなじみ」は、基本的には「青い」という意味の「あお」と、「なじみ」という言葉が組み合わさってできています。

ここでの「なじみ」は、本来「馴染み」という意味で使われることが多い日本語ですが、方言では少し異なる意味合いを持ちます。

方言博士
方言博士

この「なじみ」という部分は、物事が肌に馴染む、つまり身体の一部にしっかりと付着するという意味になります。

そこから転じて、肌にできる青い痣、つまり青あざを指す言葉として「あおなじみ」という表現が生まれました。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

つまり、「あおなじみ」とは、文字通りには「青く肌に馴染んだもの」という意味になり、それが青あざを指すようになったわけです。

「あおなじみ」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

その腕の青いのは何だ?

方言ペンギン
方言ペンギン

ああ、これか。バスケしててぶつかっちゃって、あおなじみができちゃったんだよ。

方言ネコ
方言ネコ

痛そうだな。ちゃんと治療した方がいいぞ。

方言ペンギン
方言ペンギン

うん、もう大丈夫。ちょっと痛いけどね。

「あおなじみ」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

昨日のサッカーで足にあおなじみができちゃったよ。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

昨日のサッカーで足に青あざができてしまったよ。

方言ゾウ
方言ゾウ

自転車で転んだら、ひじにあおなじみができてた。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

自転車で転んだら、肘に青あざができていた。

方言ゾウ
方言ゾウ

このあおなじみ、まだ消えないんだよね。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

この青あざ、まだ消えないんだよね。

方言ゾウ
方言ゾウ

バスケしてて手にあおなじみができちゃってさ。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

バスケットボールをしていて手に青あざができてしまってさ。

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